少年心をくすぐりまくる「ベイブレードバースト」のススメ
スリー ツー ワン ゴー シュート!!
キンキンキキン キンキキン
ドゥッドゥッドゥッドゥドゥルルルルル
バーストオオオオオオオオオオ!!!
たのし〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
良い…。はぁ〜
…という訳で、今回はベイブレードバーストはいいぞ。という趣旨の記事を書いていこうと思います。ベイブレードバーストはいいぞ。
ベイブレードバーストを買うまでのいきさつ
まず、「ベイブレード」と聞けば「そんなん子供の玩具」「あー昔やったわー」「シール貼るやつ?」「メタルファイト」…など、
人それぞれ様々に連想するものがあると思いますが、
自分は真っ先に「メカ大道寺」を思い浮かべますね。
コロコロ「メタルファイト ベイブレード」(足立たかふみ) 作中にて、主人公の鋼銀河に倒された後、全身サイボーグになってリベンジを挑むものの呆気なく倒される「噛ませ役」感が最高です。
人生を賭し、おそらく超高額な費用をかけて、わざわざ全身サイボーグになった直後に倒される大道寺。ちなみにアニメ版のCVは子安武人。(ここまで完全なる余談です)
そんなニッチすぎる思い出があったベイブレードですが、メタルファイト以来は特にベイを回すことはありませんでした。
そんな中つい最近、高校来の友人から「ベイブレードバーストやろうぜ!!」と誘われました。鋼銀河と円堂守の子供かな?
YouTubeで解説動画を見ながら魅力を語る友人。
「この“ドレインファブニル”の“神(ゴッド)レイヤー”、このラバー部分による“ゴッドアビリティ”の効果によって攻撃が吸収され…」
(ゴッドアビリティ!?)
「この“ジークエクスカリバー”は偏重心をコンセプトに設計されてて、重心がズレることでブレが生じ、それにより細かいダメージを相手に蓄積させ…」
(ジークエクスカリバー!?!?)
「ビクトリーヴァルキリー、オベリスクオーディン、ロストロンギヌスなど種類も沢山あって…ちなみにダークデスサイザーは殿堂入りして大会使用禁止で…」
ちょおおおおおおおおおいおいおいおいおいおい待て待て待て待て待て待て
その少年心をくすぐる言葉の羅列の連打はなんだなんだなんだ!?!?
「もう大人だから」という理由で、ひたすらルーティンをこなす退屈な日々、そんな乾ききった心に染み渡る、純粋無垢なこの好奇心、久しく感じられなかったこの高揚感はなんだ!?!?
あああああああああああああああああああ!!!!!!!!
¥チーン¥
はい。大きなお友達2人は、いつの間にかEDIONでゴッドエントリーセット+αを購入しておりました。
友人の家に向かう車の中でのワクワク感といったらもう、2人とも完全に「少年の眼」をしていました。「うんこ」で爆笑できる、あの眼です。
こうやってオモチャを買ってワクワクすると気分だけでも若返るのがいいですね。心なしか肌もツヤツヤする気がします。もしかすると、若返りたい方はドモホルンリンクルよりベイブレードバーストを買った方が良いのかも知れませんね。(※個人差があります)
いざ、なつかしの開封
今回EDIONで買ったのはゴッドエントリーセットと、ジークエクスカリバーと、ドレインファブニルと、ランダムブースターVol.8。
その時の開封の様子を動画に撮っていたので、トリミングしつつ、それぞれの簡単な紹介していきたいと思います。某Youtuberさんのように細かい機能の解説には期待しないでいただいて、今記事のコンセプトにのっとり、久々にベイブレードで遊ぶ大きいお友達のワクワクした雰囲気をお伝えできればと思います。
「あ~大人でもこんな感じに楽しめるんだな」と思ってもらえれば記事を作った甲斐もあったというものです。
(テンポ良く軽い動画にしたかったのと、友人のプライバシー保護のため倍速編集をかけてあります。あと、高画質ではないです。)
ゴッドエントリーセット
まずはスタジアム付き、ゴッドエントリーセットの開封動画から。何やらペチャクチャペチャクチャ1.5倍速で話していますが、久々のホビー開封を目の前にテンションが上がってる感じは伝わると思います。
このゴッドエントリーセットについてくるベイは「ゴッドヴァルキリー」。
主人公機にふさわしい溌溂としたカラーデザイン、アタック型の王道ベイです。
メタルファイトの時もそうだった記憶があるんですが、とりあえずベイブレードを始めたら大体が主人公機を求めたがりますよね。これは偏見ですけど、最初から悪役やマイナーを選ぶ少年は性格がひねくれてたりします。
レイヤー中心のフェイスに「V」の刻印。これも少年心くすぐりポイントですね。
そしてこのゴッドヴァルキリー。途中からスピードが加速する「リブート」というドライバーを搭載しています。
見てわかる通り、途中からグオオオオオオオオオンと加速しています。
これが強いんですよ。「いっけー!ゴッドヴァルキリー!」と声をかけた瞬間、ゴッドヴァルキリーが共鳴してグオオオオオオンと加速する、アニメや漫画でお馴染みの、ラジコンの如くベイを操作できる主人公の感覚が疑似的にでも再現できる可能性があるってことですよコレ。胸熱!!!
ジークエクスカリバー
さぁさお次はジークエクスカリバーです。これは友人でなく自分が開封しました。Gショックの時計を付けています。
久々の開封、不器用すぎてシールとか上手く貼れませんでした。チクショ
「剣」をモチーフにした偏重心のデザイン。カッチョエエ~~~~
もはや伝統工芸品の域なんじゃないかとさえ思いました。
これ、後々になって未来人に発掘されたら何らかの祭事に用いられたとされる超重要歴史遺産になってもおかしくないフォルムじゃないですか?その時は相当な値が付きますよコレは。
レイヤー部分とメタル部分、どちらも偏重心のため、かなりブレます。
このベイのコンセプトは「偏重心」。こうやってベイそれぞれに独自のコンセプトを立て、それを実現させる忠実な設計を物理学的視座から研究し、見事に開発し、それを精密かつ大量に製造する…。
ここまでやってのけるタカラトミーさん、、そこにシビれるゥ!憧れるゥ!!!
ドレインファブニル
持久型、ドレインファブニルについては、容量の関係で開封動画が上手く撮れなかったので実践の動画を載せます。めちゃくちゃ強い。ドレインファブニル強すぎない?大丈夫?
動画を見ていただければわかる通り、手回しシュートのグラグラな状態でも勝てます(※VSユグたん)
最初のユグたん戦ではバーストフィニッシュも披露しています
(※ユグたんについては後々に説明します)
ジークエクスカリバーも二連敗。ギリギリのスピンフィニッシュでした。
ゴッドヴァルキリーを何回も試して、ようやくスピンフィニッシュでギリギリ一勝って感じでした。
神アビリティによる「ドレイン」と「左回転」という特性が大きいかもしれません。メタルファイトでもそうでしたが、左回転は物理的性質からして、素材によってはかな~り強いベイが生まれちゃうんですよね~
今回、この「左回転」と「ドレイン(ラバーによる吸収)」が合わさり、異常な強さを発揮するドレインファブニル。ドレインによる持久力はもちろん、相手をバーストさせる力も十分。そしてバーストもされにくい。
今回実践してみた中で、ガチで勝つならドレインファブニルという感じでした!う~ん、強い!
ランダムブースターVol.8
お次はランダムブースター。8種類の中から1種が当たります。
詳しくは動画にてどうぞ。
という訳で、当たったのは「イェーガーユグドラシル」でした
(後に友人が追加で2パック買って「イェーガーユグドラシル(2個目)」と当たりベイである「シェルターレグルス」を出しました。神展開かよ)
通称「ユグたん」。ドレインファブニルの動画でボコボコにされてます。
やはり神アビリティ持ちとそうでないベイとの差はデカい…!
でも、か弱いユグたんにシンパシーを感じた友人がメチャクチャ可愛がってました。良かったねユグたん。強いベイ、弱いベイ、そんなの人の勝手。
こうやって通常では弱いベイを改造して育てていく、そして強いベイを打ち負かすのもベイブレードの楽しみですよね。好きなベイで勝つ楽しさ。
「好きなものは好き」といえる気持ち、抱きしめてたい。
開封終了!
壮観…!!!
一日で大分そろいました…。こうやって一堂に会してる絵、なんだか少年心がウキウキしてきますね、
強いベイ、弱いベイ、アタック、持久、右回転、左回転、ランダムブースターのワクワク感…と、今回だけでも大分ベイブレードを楽しめたので、この記事を見てベイブレードバースト始めたいな~と思った方は、今回自分が買ったラインナップをオススメします。参考までにどうぞ。
まとめ(考えたこと)
今回紹介したベイブレードバーストの特徴として、やはり「バーストフィニッシュ」が挙げられますね。バーストフィニッシュは、ベイがぶっ壊れた場合の勝敗の付き方で、通常のフィニッシュ(スピンフィニッシュ、オーバーフィニッシュ)が1勝もしくは1敗になるのに対して、バーストフィニッシュは2勝もしくは2敗がつきます。
実際に戦わせてみて分かったんですが、バーストの迫力は今までに無いものがあります。自分のベイが破壊されてしまう緊張感、壊れてしまったベイをカチカチ組み立てる時の「命を吹き込んでいる感」、こういうのはメタルファイト時代にはない楽しさでした。
メタルファイトは「重さ=強さ」みたいなところがありましたが、今回はそうじゃないってのもグッドポイントです。
でもまあ、なにしろドレインファブニルは強い。
ユグたん、がんばれ。
今回は、突発的にベイブレードを買いに行った初日のみをブログにまとめたのですが、後日またベイブレードバーストで遊ぶ機会がありました。
その時にはまたベイの種類が増えていて、新しいベイのパーツで改造したり、スタジアムに障害物を置いてみたり、くじ引き的に持ちベイを決めて対戦してみたり…
友人と会えば会うほど、また新しい楽しみ方が見つかるというのもベイブレードの魅力だなと思いました。
ちなみにパーツ改造しまくっても、未だになかなかユグたんの勝率は上がってません。
ユグたん、がんばれ…。
o〇(追記で、もっと考えたこと)
こうやって創意工夫して遊ぶなんていうこと、大人になってからは、なかなか出来ていないよなぁ、とハッとさせられました。
そういう意味で、少年心を取り戻すというのは、商品開発とかコンセプトメイキングなどをする機会が多い自分にとっては重要な要素です。
大人になったからこそ、余裕をもってベイブレードのフォルムや組み合わせ、もっと踏み込んだところだと、販売戦略や販促活動についても考察できる、大人ならではの楽しみ方がベイブレードバーストには潜んでいました。ベイブレードが何でこんなに売れているのか、なんとなく分かった気がします。
クリエイティブ職周辺の人は、ベイブレードに限らず、休日にホビーを研究してみると新しい発見が多いのではないかと思います。一見子供向けに見えても、大人も楽しめる要素が散りばめられているのがオモチャ会社の恐ろしいところです。
というか、久々に会った友人とも純粋にワイワイできるコミュニケーションツールとしてベイブレードバーストは最高です。これを創れるタカラトミーさんすげぇよ…。と思いっぱなしでした。
多方面から少年心をくすぐられまくったベイブレードバースト。皆さんも良かったら是非。
という訳で、はい。ベイブレードバーストはいいぞ。という趣旨の記事でした。
それでは!
~以下、後日談~
【追記】12/7(買ってから約20日)
スリー・ツー・ワン、ゴーシュート!!!!!!!!!!!!(迫真) pic.twitter.com/z2H9pmsMEu
— 福人 ずけ (@zzzuke) 2017年12月6日
まだまだハマってます。
【追記2】12/19(買ってから約1ヵ月)
1ヶ月前に出会ったベイブレードバーストですが、土日を使って友人とベイターミナルのレアベイガチャ目当てに20を超えるレイヤーを使って計45回チャレンジするまでハマってます。
— 福人 ずけ (@zzzuke) 2017年12月19日
沼だ… pic.twitter.com/rNLzj3GaFq
もはや引き返せないところまで来た感じです。タカラトミーさ~ん!
ベイターミナルについて→
(また進展あったら追記します)
(完)
ベイブレードバースト B-79 スターター ドレインファブニル.8.Nt
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