小学生時代に創作したゲーム「鬼畜すごろく」「地獄すごろく」「Dカード」他を掘り起こしてみた
どうも、福人ずけです。
突然ですが僕は創作ゲームの権化でした。
幼少期…特に小学校高学年の頃の僕は、すごろくを作ったりするのが好きであり、得意でした。
(上の画像は「家族すごろく」といって家族の役割ごとに特殊イベントや特殊マスがあるすごろくでした)
皆さんにも、そういう記憶はありませんか?
「作る」のが楽しくて楽しくて、しょうがなかった時期。
お手製の漫画を描いたり、夏休みの自由工作で好きなものを好きなように作ったり。
今、何らかの形で「クリエイター」をしている方々は「創作」というものが
小学生の頃から、楽しくてしょうがなかったんじゃありませんか?
今回は、そんな「小学生の創作心」を思い出していただけるような記事を書きました。
この記事を作るのに、過去の自分の作品を掘り出してくるのはちょっぴり恥ずかしかったですが、早速振り返っていこうと思います。
例えば、自分はすごろく以外にこんな「小学生の創作」をしていました。
アンパンマンの歌の替え歌を作ってイラストを添えたり
なにかが違うミサワ絵を描いたり
ポケモンでライバルにつける名前の候補を箇条書きにして
ルーズリーフを埋め尽くしたり、
数学的な大発見をしてしまったので、周囲に嬉々とした目で報告したり、
手の模写をしたり(今とあんまり変わってない)
THE・お嬢様というものを描いたりして有り余る時間をを潰していたようです。
その中でも一際オーラを放っていたのはこれ。
「鬼畜双六第一」。
第二を作る予定があったのでしょうか。
少しマスを見てみると、
とにかくエグイ。最初の一ターンの時点で全く先に進ませようという気配がない。THE鬼畜。
最初の一手で進めるのは「1」が出た時のみで、さらに複数人プレイをしていた場合、「6」が出た時に足蹴が起こるという協力プレイの難易度を数段跳ねあげるシステムも用意されています。
おそらくドカポンを上回る友情崩壊ゲーです。
鬼屋というシステムもあるようで、後半に行くにつれて絶望を味わう確立が跳ね上がっていきます。
ちなみにこれを作っていた頃の僕は児童会長をしていました。朝の挨拶運動がとても辛かったです。
そうして過去の記憶を辿っていくと、どうやら僕は「鬼畜双六第一」を友達にやらせて、その楽しさに味を占めたらしく、第二弾を作っていたようなのです。
実は、少し間を置いてこんなものも見つけてしまいました。
「地獄すごろく」。
キャッチフレーズは、
「臭そうで臭くない、地獄。」。
盤面に「そうだ、地獄に行こう」のキャッチフレーズもありました。
コースの形がちゃんと「459」になっています。細かっ!暇人の権化かよ。
これめちゃくちゃ作り込まれてありました。自分でも気持ち悪いくらいに作り込まれていて、過去の自分にドン引きしました。
実はこの「地獄すごろく」、色々なギミックが満載で、例えば「蜘蛛の糸」というシステムがあって、
これを使うとSTARTに戻れたりするそうです。やったね。
このコマにはミサワ風のピカチュウが描かれているのですが、
我ながらメチャクチャウザい。時をかけて過去の自分を殴りたくなりました。
こちらは空いているスペースに描かれている【歯の間にコーンがはさまり続ける地獄】。嫌ですね~。
歯間紺太郎(はまこんたろう)君によって、闊達な笑顔のサトシとピカチュウが捕食されている絵面を楽しく書いている小学生の自分を想像してみてください。
不気味の権化です。
あと、「伏せカード!オープン!」というマスがあって、
開けてみると
「えねこん」が使えます。
ちなみにこのゾーンは「つける地獄」というらしいです。アレってなんだ。全く思い出せない。ただ、ヤバイものだという確信だけはある。確信の権化。
いかがでしたか。
お腹いっぱいですか。
残念ながら、まだありました。
実は当時の自分、ギャグマンガ日和の「すごろく」の回に刺激を受けたようで、同じようなゲームを創作していました…。
原作がこんな感じです。
全容は↓のニコニコ漫画の方で読めます。
やっぱり増田こうすけ先生は面白いです。特にこの回は最THE高です。
この想像力豊かな盤上遊戯を僕オマージュし、
「Dカード」と名付け遊んでいたようなのです。
Dカード。
カイジに出てきそう。
Dカード…サイコロを使うカードゲーム…だから「ダイス」のDかと思ったんですが、当時の日記を見たら違いました。
辞書をパラパラって適当にやって指差しドンってやって「ダライラマ」の単語があったのて「ダライラマカードダス」と名付けたそうです。ダライラマと信仰してる人達に謝れ。THE適当。
気になる内容はというとこんな感じです。
自作カードが大量にある。多分百枚くらい。
「かあどのはかば」の裏には、友達とゲームしている中で「こいつ強すぎじゃね?」「ゲームバランス崩れるわ」
確認したらわりと葬られてた。
中三の時にも、友達と紙の麻雀とか作ったりしてて、先生にバレて破棄されたことがあります。虚THE無を覚えました。
中三当時の僕は生徒会長をしていました。ハハ。
閑話休題。Dカードの盤面は残念ながら見つからなかったので、主なカードを紹介していこうと思います。
どこでも…とまではいけないドア。
Dさんの証言つきです。
まぁこんな感じで、カードを使ってすごろくを有利にしていくのがこのゲームの基本的な流れになります。
ちなみに右上のパワーはなんの意味もありません。おなじみの「適当」です。
ルールとしては、最初にカードが五枚配られて、1ターンに三枚まで使えるみたいなルールでした。
「沼」とか「工場」というシステムもあって、特定のカードを使って相手を沼や工場にワープさせると、一定時間足止めをすることも出来ました。
工場に関してはDカードオリジナルのシステムです。
カードはオリジナルだけあって、結構自由で制約的なカードも多くて、
ネタを重視して書いている感じでした。
このカードは、制作中に飲んでいたコーヒーをぶちまけて染みてしまったカードを元に作られたカードです。こらこらって感じですね。ハハ。
親にハチャメチャ怒られたことを思い出しました。
そして、このDカードのキーカードとなるのがこれ
「STOPマン」カード。
相手の効果を無効化するというシンプルなカードですが、
他のカードゲームには許されない、相手のドヤ顔カード使用をドヤ顔で食い止める事の出来る爽快感はDカードならではのものだったと言って良いでしょう。
どんなに強いカードも粉砕していたので、マジで使いたいカードがある場合、対策カードや手札抹殺カードなどで対処するのが定石でした。
ちなみに「STOPマン」の効果は「STOPマン」で打ち消すことはできず、
またそれ専用のカードが存在します。
上の画像の「スパイSTOPマン」がそれに当たります。
上の画像のスパイSTOPマンの両サイドにいる、紫や茶のように、STOPマンには色々な派生があって、個性的な能力を持っているのですが、
とにかく「〇〇、ダメ」と禁止をしています。
禁止の権化。
そういった具合に、STOPマンはDカードのマスコットキャラクター的な存在でした。たまに描きたくなる。
最後にこのDカードの最強カードを紹介して終わりといたしましょう。
「たくぞ〜」です。
実はこれ、片割れに「ピン子」というカードがあって「エナリンク」することで真の力を発揮するというカードなのですが、残念ながらピン子を見つけることが出来ませんでした…。あぎゃーす!マジでショック!
苦楽のラーメンが…。こころなしか、たくぞ〜の笑みにも寂しさが垣間見えます。
作ろうかな…。ピン子…。(コンテキストを抹消してここだけ表現を抜き出すと僕はマジで何がしたいんだっていう人になる)
ただこれだけでも相当強いカードなのは事実です。最強。最強の権化。
というわけで、幼年時代の創作ゲームを紹介してきましたが、
やっぱり発想が豊かというか自由というか、見習いたいところも多かったです。
幼年時代ってすごいって思いました。見てて、楽しかったです。(小並感)
やっぱりどこかイノセンスで、無邪気で、自由。
こんな「創作」は、もう出来ないんじゃないかな…。
でも、逆に言えば、今にしかできない創作もあるってことかもね。
現在でも多少ゲームを創作してるので、またどこかで完成系を紹介できたらな、と思います。
昔の俺もろくでもないアホだけど、もっとろくでもないぞ〜今の俺。ろくでもなさメガ進化してる確信だけはある。
ろくでもなさの権化。
子供心、大事ですね。
それでは、おばいちゃ〜。
Dカード「1人しかいない祭り」
— 福人 ずけ (@zzzuke) 2016年1月27日
ポッチャマ「憎いっ憎いっアイツらみんな…」 pic.twitter.com/b9FkON9CLG
Dカード「NARUTO」 pic.twitter.com/lDWwacsODC
— 福人 ずけ (@zzzuke) 2016年1月27日
Dカード「どや顔」 pic.twitter.com/vZkEcCGk0N
— 福人 ずけ (@zzzuke) 2016年1月27日